TELOS Audio Grounding Monster

台湾Telos Audio Designはアクティブアースの先駆者として、今までにGNR、GNR Mini、Macro Gを発売してまいりました。アクティブアースは、一般的な仮想アースであるパッシブ型とは、仕組みはもとより性能においても一線を画しており、オーディオ機器に正確なアースを供給するという点において理想的な性能を誇ります。
Telos Grounding MonsterはTelosが持つアクティブアースの知見を惜しみなく注ぎ込み、そして仮想アースの最高峰となるべく設計した製品です。

主な特徴は以下の通りです。

・内部のアース発生部、電源ノイズ除去部、広帯域消磁部を大幅に高性能化
・各構成パーツに理想的な性能を持つオーディオグレード品を採用
・多種多様、そして大規模なシステムに対応すべくアース接続部を12個用意

Telos Grounding Monsterは大きく3つのモジュールから構成されています。1つのアース発生部、2つの電源ノイズ除去部、1つの広帯域消磁部です。この構成は、GNR 5.1と同様のものとなりますが、回路規模と構成パーツを大幅に高性能化しました。特に、構成パーツにおいては、極めて高額な大容量銅箔巻コンデンサを全面的に採用しました。
アクティブアースの根幹をなすアース発生部は、大容量のアース供給を行うべく回路規模を大きくし、クリーンで正確なアース供給のために、今までパーツサイズから採用できなかった超高性能なオーディオグレード品を採用しました。
アース発生部に次いで重要なのが電源ノイズ除去部です。クリーンなアース供給、そしてアース電位の正確な演算にとって、電源ノイズは大敵なのです。電源ノイズ部についても同様に回路規模と構成パーツを大幅に高性能化しています。
あわせて、回路規模が大型化したことに伴い、Telos Version 5.1製品で追加した消磁回路も大幅に大型化して搭載いたしました。Grounding Monsterにおいても、使用に伴う性能劣化が発生いたしません。

Grounding Monsterには、12個のアース接続端子がございます。アースループが発生しない範囲で、どのようなオーディオ機材を接続しても設計時の性能を発揮できる大容量の内部回路となっております。また、付属のアースケーブルは標準でYラグ12本ですが、受注時に必要に応じてYラグ、RCA、XLR、USBからカスタマイズ可能です。

ハイエンドオーディオ機器の性能を発揮するには、正確なアース供給が必要不可欠であることは言うまでもありません。Telos Grounding Monsterはアクティブアースの先駆者であるTelosが満を持して送り出すアクティブアース、ひいては仮想アースの決定版です。その名のごとく、アース電位を強烈に整え、アースノイズを食らいつくすのです。