ESP GB 3TS/M

2016年に発売されたオフセットボディにシンプルな仕様で人気のGROOVERがモデルチェンジしました。
今回の変更に伴い、モデル名もGROOVERからE-IIで採用されているGBになります。
一見するとモデルチェンジの箇所が分かりにくいですが、さまざまな箇所に改良が加えられています。

マテリアルですが、まずボディ材はホワイトアッシュからアルダーに変更し、重量バランスを考慮しボディ厚も40mmから42mmに変更されています。ネック材は変更されていませんが、指板は従来のハードメイプルに加え、人気の高いローズウッドも選択できるようになりました。ナット材はブラスから無漂白の牛骨へ変更しています。フレットはこれまでと同じくジェスカーですが、サイズが一回り大きいFW55090-NSに変更されました。
ハードウェアはこれまでHIPSHOT製を採用していましたが、GOTOH製に変更しました。また、ブリッジ変更に伴って、弦の裏通しにも対応しています。
ピックアップはバルトリーニのソープバータイプ(デュアルコイル)から、セイモアダンカンのJタイプ(シングルコイル)に変更しました。コントロールは各ピックアップのボリューム、そしてマスタートーンの構成に変更しました。もちろんEQ回路を内蔵していない、パッシブ・スタイルは健在です。
ボディとヘッドのアウトラインは変更されていませんが、中身は全くの別物と言っていいほど変更されています。シンプルなパッシブベースを求めているなら是非お試しください。

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