Martin (C.F.Martin) MTCN160 Light 12-55

弦において演奏性は、ゲージ(太さ)ではなく、テンション(張力)によって決まります。 例えば、チタニウム・コアの「ライト・テンション」セットには、通常であれば「ミディアム・ゲージ」に分類される0.26ゲージの3弦が含まれていますが、その弦の感触や張力は0.25ゲージ、つまり「ライト・ゲージ」の3弦と同様です。
かみ砕いた説明をすると、もしあなたが「ライト・ゲージ」のフォスファー・ブロンズ弦をお使いなら、「ライト・テンション」のチタニウム・コア弦を選ぶでしょう。

チタニウム・コア弦の芯線は円形となっており素材にはトゥルー・チタンを使用しています。チタンは耐久性がありながらも、スチールよりも柔軟性があるため、非常に快適な演奏性を提供します。
またプレーン弦には、クライオ処理されたステンレス・スティールが採用されています。クライオ処理は、弦を保護すると同時にきらびやかさを発揮し、ステンレス・スティール自体の特性によって柔軟性に優れ、快適な演奏性を高めます。
巻き線にはピュア・ニッケルを使用しています。ピュア・ニッケルは加工せずとも耐食性が高く、非常に長い間トーンを保ちます。