特徴
サイドチェインでのダッキングは、スタジオレコーディングの際に多用されるプロフェッショナルで強力なテクニックですが、それをライブ演奏で実現しコントロールすることは困難でした。通常はミックス作業などポスト・プロダクションの段階で処理され、かつセットアップも大掛かりで複雑なものが必要になります。Deep Space Pulsarはそれをギターペダルサイズでシンプルに実現します。ペダルがトリガーを受け取る毎にシグナルをダッキングさせ、サウンドをディープな深宇宙へと誘います。
Deeep Space PulsarはマイクとIgorエクスプレッションパッドが同梱されており、そのいずれかをダッキングのトリガーとして使用できます。例えばマイクをキックドラム内へ配置すれば、入力を受け取る度にシグナルがダッキングされ、キックに完璧に追従する生々しいリズムアンサンブルの表現が可能です。Igorはダッキングをタップテンポで操作することができ、シンプルな4つ打ちのビートでシグナルをダッキングさせます。テンポはIgorでいつでも修正でき、DJやドラムマシンとのプレイも可能になります。複雑な設定が必要な機材やMIDIでのシンクなどはもう必要ありません!
マイクとIgorに加えて、Deep Space PulsarはCVパルスでのトリガーも対応し、シンセサイザーとの組み合わせにも最適です(スリーブ0V tip signal)。
Dipはシグナルのダッキングする量を設定し、Relはリリース(シグナルが通常の音量へ戻るスピード)を調整します。Volはペダル全体の音量を設定します。かなりラウドな設定も可能で、ダッキングによって失われるレベルをカバーできます。Padボタンは接続するマイクの感度を調整します。またクールなLEDで、ダッキング量と長さを視認が可能です。
またDeep Space Pulsarはサイドチェインとしての使用の他に、奇妙なトレモロやブラックホールのような逆再生エフェクト、ヘヴィで不可思議なコンプレッサーなど独創的なエフェクトとして使用可能です。ダッキング動作を反転させるInv機能を組み合わせれば、全く新しい世界をクリエイトできるでしょう。
Deep Space Pulsarは他のプレイヤーや機材と組み合わせることで真価を発揮する、特殊でパワフルなエフェクトです。いつものセットアップに加えて、バンドやスタジオやクラブで使ってみて下さい。
- スタンダードな9Vセンターマイナスの電源アダプターで動作します。電池は使用できません。
- トゥルーバイパス
- 製品寸法:約W40-D102-H50mm(突起含む)
- 重量:約200g
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