特徴
コンプレッサーの音色を決めるパラメーター Threshold、Ratio、Attack、Release、Gain をハードウェア同様に搭載。アナログハードウェア版 Portico と同様に、最短距離の操作で直感的にニーヴサウンドを得られます。
Portico 5043 最大の特徴は、2つのゲインリダクションモードの切り替えができることです。ビンテージコンプレッサーで使われていた Feed Back (FB) モードでは、機器固有の色づけによって甘くスムーズなコンプレッションを、現代のコンプレッサーで主流の Feed Forward (FF) モードでは、音色変化を抑えつつ、より精度の高いコンプレッションをかけます。
- Portico 5043 Compressor / Limiter Duoをプラグインで実現
- Feed-Forward、Feed-Back 2つのモードによる全く異なるコンプレッション特性
- バイパス時にも動作する Portico 特有のインプット/アウトプットトランスフォーマー
- VCM テクノロジーによる、アナログ回路の素子レベルからのモデリングとハードウェアが持つニュアンスの再現
- Rupert Neve Designs 公認プラグイン
- VST 3、VST 2.4 および AU フォーマット対応
Spec
- Threshold
- -50 dB - 0 dB
- Ratio
- 1.1:1 - Limit (8:1 以上)
- Attack
- 20ms - 75ms
- Release
- 100ms - 2.5s
- Gain
- -6dB - +20 dB
製品レビュー
試してみました。(ProductReviewにジャンプします)
『古くはVL1,VP1に始まりVCM(=Virtual Circuitry Modeling)テクノロジにより多くの傑作を産み出してきたK's Lab.Steinberg nシリーズなどでもおなじみです。その技術を高く評価した、これまた音響回路設計の天才デザイナー Rupert Neve氏が彼の現在の製品RND(=Rupert Neve Designs)のPorticoシリーズをVCMでPlug-in化することに賛同。RND x Steinberg x K's Labにより誕生したのがRND Portico 5043 Compressor,RND Portico 5033 EQです。早速その詳細を見ていきましょう。...』
