特徴
回路内グラウンドの強化、最小限の構成による音質劣化の防止、優れた周波数特性、等により完成させたその音を是非、貴方の耳でお確かめ下さい。
SMS2702は「4系統 入力切替」「3系統 出力切替」を可能にしたDAW用モニターシステムです。
複数の「入力選択ボタン」を同時に選択する事により、「入力1」に入れたものと 「入力2」入れたものを同時に出力する事も可能です。例えば、DATでガイドを再生しながら、DAWで録音する場合等にはとても便利な機能です。
また、「VUメーター出力」「スルーアウト」もモニター出力とは別で装備されておりますので、様々な用途にお応え出来ます。
ヘッドフォンの出力には、スタジオ用キューボックスの技術を生かした、高音質ヘッドフォンアンプを搭載しました。モニター出力と同様に精度の高いリファレンスとして、ご使用いただけます。
モニター出力3系統のうち、2系統についてはトリムを搭載し、出力レベルの調整が可能になっております。
昨今、DAWをはじめとするデジタル機器の登場により、VUメーターが「+4dBu=0VU」という規格では対応しきれないケースも増えてきております。
SMS2702ではそのようなケースを想定し、VUメーター出力のアッテネートを可能にしました。
アッテネート値は「なし」「-6dB」「-10dB」の3種類から選択可能です。(その場合の基準値はそれぞれ「+4dBu=0VU」「+10dBu=0VU」「+14dBu=0VU」となります)
アッテネートはフロントパネルのスイッチにより、簡単に操作可能ですので、「今日はアナログのプロジェクト」「明日はデジタルのプロジェクト」というような場合にも瞬時に設定の変更が出来ます。
キューボックスやブース側への送り等にも使える、インプットスルーアウトを搭載。
インプットセレクトにて選択された信号をそのまま出力可能。モニターオペレーション部分の影響(ボリューム操作、「MONO」、「DIM」、「CUT」等)を受けないため、キューボックス、ブース等への送りに最適です。
「MONO」,「DIM」,「CUT」等の操作が行えます。もちろん、DIMレベルも可変(-6dB〜-∞)が可能です。
外部スイッチによる、DIMのON/OFFを可能にします。