特徴
他のAXシリーズと同様、A5Xには伝家宝刀のX-ARTツイーターが搭載されています。技術データを見れば、このX-ART技術がいわゆるツイーターが成し得る最高峰の性能を達成していることを確認することができます。数々の雑誌によるレビュー記事も、この事実を裏付けています。
5.5インチのミッドウーファーが2.5kHz以下の帯域を再生します。ダイアフラムはカーボンファイバー/ロハセル/グラスファイバー製で、A7X及びA8Xと同じ構造となっています。非常に軽量かつ優れた剛性を持つこの素材はブレイクアップレゾナンスを防ぎ、並はずれたダイナミクス表現力と秀でたサウンドキャラクターを持ち合わせています。
A3XとA5Xには、とても便利なステレオリンクという機能が付いています。この新しい機能は、両スピーカーのボリューム調整を片方のスピーカーのゲインコントロールによって行うことを可能にします。A3Xはこの機能により、ミキサー卓が無くても全体のシステムボリュームをワンコントロールで変えることを可能にするので、デスクトップ環境で非常に重宝します。この機能は、ステレオ信号の片チャンネル分の信号を別のスピーカーへとバイパスできるRCAコネクタの装備によって実現されています。
Spec
- ウーファー
- 口径:145mm (5.5 inches)
- ボイスコイル直径:38mm (1.5 inches)
- 素材:カーボン/ロハセル/ガラス
- X-ARTツイーター
- 1
- 振動板面積:24.2cm²
- 同等ダイアフラム直径:5.6cm
- 速度変換効率:4:1
- 振動板重量:0.17g
- 内蔵アンプ
- 2
- ウーファー:50W/75W peak
- ツイーター:50W/75W peak
- コントロールパネル
- ボリューム:+14dB/-∞
- ルームEQ< 160Hz:±6dB
- ルームEQ >6kHz:±6dB
- ツイーターレベル調整幅:±4dB
- 一般的データ
- 周波数特性:50Hz ~ 50kHz
- THD 90dB/1m >100Hz:≦0.6%
- 短時間サイン波出力(1m/100Hz ~ 3kHz):≧102dB
- 最大ミュージック出力(ペア):≧110dB
- クロスオーバー周波数:2,500Hz
- 入力コネクター:XLR/RCA
- 入力インピーダンス:30kΩ
- 重量:6.6kg
- キャビネットの防磁仕様:なし
- 寸法:280mmH x170mmW x220mmD