特徴
60年代にAPIによって提唱された「プロポーショナルQ」デザインを踏襲することにより、550Bはわずかな設定項目で幅広い周波数帯域のコントロールができるようになっています。これによりバンドワイズパラメーターが不要になっているのです。この特徴は多くのイコライザーで問題になっている位相ずれを最小にします。こうしたシンプルオペレーションにより、550Bはユーザーが元の設定に戻すこと容易にしています。550Bの優位性はイコライザーを積極的に使用するエンジニアにとっては明らかです。 効果的に活用するにも補正用として活用するにも550Bの性能はエンジニアにとってはまさに「痒いところに手が届く」ようなもののはずです。大幅なトーンコントロールが必要な時、オリジナルオペアンプ2520を搭載していることによる余裕あるヘッドルームで、アナログ処理のメリットを存分に活かしたサウンドメイキングが可能になっています。