Ibanez TS808HWV2

1970年代から現在に至るまで多くのプレイヤーを魅了し続け、オーバードライブのエフェクターとして最もアイコニックなモデルである、"TUBE SCREAMER"。
TUBE SCREAMERをさらに進化させるべく、フラッグシップであるハンドワイヤード・モデルを再構築して誕生したのが、この"TS808HWV2"です。
ミドル・レンジを強調した透明感あるトーンはそのままに、製品を構成するあらゆるパーツを見直すことから企画/開発をスタートしました。
またルックスも一新し、TUBE SCREAMERの伝統的なフォルムを残しつつも、黒色アルマイト処理を施した切削のアルミ製ノブを採用するなど、ハイエンド・モデルにふさわしい外観に仕上げています。

TS808HWV2の企画/開発は、ミドル・レンジを強調した透明感あるトーンはそのままに、製品を構成するあらゆるパーツを見直すことからスタートしました。
幾度となく試作を重ねて辿り着いた、TUBE SCREAMER特有のミドル・レンジとあたたかみのある歪みを生み出すために不可欠なパーツであるJRC NJM4558オペアンプを搭載しています。

MOGAMI社製OFC配線材を採用して結線することで、電流量の損失を最小限に抑え、音痩せが少なく抜けの良いサウンドを実現しています。
これらのハイエンド・パーツを使用することで、ハンドワイヤード・ペダルの利点をさらに高め、より幅広いサウンドを得られるようになりました。

TS808HWV2では回路の最終段にブースト機能を追加し、従来モデルのTS808HWと比較して最大出力レベルを+6dBブーストすることが可能です。
昨今のエフェクターでは一般的なコネクターである、2.1mm標準DCジャックを採用しています。
また、9V-18V駆動が可能であり、18V駆動時ではサウンドのレンジが広くなることで、マイルドでありながらハリのあるサウンドを創出します。