sE electronics
sE 3 Stereo matched SE3-ST
お久しぶりです。
今回はマイクのレビューです。
sE electronicsのSE3 Stというマイクに焦点を当ててみましょう。
Product Overview of SE3-ST
sE electronicsと言うブランドはあまり聞かないかもしれませんね。ヨーロッパでは結構評価が高いメーカーで、2,3年前から国内に紹介されてきました。
Basic Specです。
上記のとおり本体自体はショックマウントホルダー,ステレオバーと共にケースに入っており、良い感じです。
個別の周波数測定グラフも入っており、製品に対する自信が窺えます。
Sound Impression of SE3-ST
ペンシルタイプ(といってもかなり太いですが)のSE3のステレオペアのSE3-STをチェックしましょう。
僕はよくステレオでの収録というか、2本使用しての収録をよく使います。
O/HはもちろんA.Gt、Pianoなどなど、コンデンサーマイクを2本使用してクリーンで、広がりのある音にするのが好みです。
また最近の使用例(?)だと、ViolinやC.Gt等も良い感じに収録してくれます。
音の傾向ですが、ちょっと高域にピークがあるような印象を受けます。明るい感じの音で、後でEQしなくも良い感じですね。「高域にピーク」と書くと、音が細い印象があるかもしれませんが、そんなことはなく中域のコシもしっかりしています。
今(2006/12/21現在)進行中のプロジェクトでも使用しています。コレは近いうちに紹介できると思います。
DsのOverheadに使用しての印象だと非常にレンジが広くきれいに録音できます。AKG C415EBとの比較の印象ですが(厳密な比較ではありません)タダイアフラムのサイズの違いのせいか、SE3は結構低域もきれいに収録できます。あと、レコーディングのWorxに掲載している Qi MichelanさんのCDの収録時にも使用しました。
リバーブの乗りもよく、ストレートに音も前に出てきます。
昔の定番といわれたAKG C451EBやSchoepsのマイクとは異なった音色です(あたりまえか)。
Afterwords
機会があれば、是非使ってみていただきたいマイクですね。すんなり使える割に、いや使えるからこそ良い結果のついてくるマイクです。
Birdland Santasticのチェックの時にも使用してみました。興味があるかたは是非ご覧ください。
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checker:Takumi Otani
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