audio-technica
ATM25

いやーしばらく放置されていましたProduct Reviewですが、今回はマイクです。audio-technica ATM25です。耐高音圧仕様で、主に低域、Kickなどの収録に適しています。

Product Overview of ATM25

Kick用のマイクというと古くはAKG D12,Sennheiser MD421などに始まり、90年代にはAKG D112,Sennheriser e602などマイクも目的にあわせて特化されてきました。

そんなスタンダードが多い中だいぶ前ですが発売になったのがATM25だったわけです。ずしりと重たいボディは390g,Hypercardioidパターンを採用することによりかぶりを抑えています。

USAでは生産完了となっているモデルですが国内ではまだ現行品です。

1年位前に、「ATM25生産完了!!」といううわさが流れ、僕の周りでも買った人いたみたいです。

Specと参りましょうか

型式
ダイナミック型
指向特性
ハイパーカーディオイド
周波数特性
30~15,000Hz
感度(0dB=1V/1Pa、1kHz)
-54dB
出力インピーダンス
600Ω平衡
仕上げ
メタリックシルバー焼付塗装
出力コネクター
キャノンXLRMタイプ
質量
390g
付属品
マイクポーチ、変換ネジ

Sound Impression of ATM25

さて実際の音ですが、今回はLiveとRecordingで試すことが出来たのでその模様をお届けしましょう。

僕はKickのマイクはD112を良く使用するのですが、周波数特性曲線を見る限りD112よりフラットです。

audio-technicaのカラーといっても良い濃密なミドルレンジが感じられます。

しかし、それ以上に低域用というだけあってローの伸びがすごいです。非常にモダンな印象を受けます。ライブハウスなどではメインのマイクになりつつあるマイクだという理由が納得ですね。

Bass ampのマイクに使用したときは非常に重たい、ローの伸びが収録できました。

ここまでだと、低域しかないのか?と誤解を受けるかもしれませんがそんなことはありません。高域もしっかり存在していて、無理なく音が出てきます。

ただ前述の通り、audio-technicaの特徴的なローミッドのせなのか、まずそちらに耳が行きます。

Afterwords

好みもあるのでなんともいえませんが、パーカッション特にボンゴのように口径は小さいけれど、きちんと低域を収録したいときやFl tomなどにも最適ではないでしょうか?

audio-technica,ATM25 画像

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checker:Takumi Otani

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