Royer Labs
R-122 MK2

更新にだいぶ間が空いてしまいました。すいません。今回はRoyer Labsのリボンマイクを見ていきましょう。今回はR-122 MK2です。

Product Overview of R-122 MK2

今回もSpecと参りましょうか。

指向特性
双指向性
素材
2.5ミクロン・アルミリボン
周波数特性
30~15,000Hz +/-3dB
感度(0db=1V/1pa)
-36dB
PADスイッチ
-15dB
等価雑音レベル
< 18dB
接続端子
XLR3ピン(2番ホット)
出力インピーダンス
200Ω
定格負荷インピーダンス
1000Ω
最大音圧レベル(SPL)
135dB@30Hz
電源
ファンタムDC48V
サイズ
H:206mm x W:25mm
重量
309g
仕上げ
非光沢サテン
付属品
木製ケース、マイク巾着

(現存するリボンマイクをすべて記載してあるわけではありませんが、Ribbin Microphones for Gt. ampなるレビューにSpecをまとめた表がありますので他機種との比較を見たい方はそちらもぜひ!)

僕の勝手な印象かもしれませんが、ribbon mic = passive micと思い込んでいたので最初active ribbon micと聞いたときには「?」と思いましたが、Passive ribbon element + active preampという組み合わせと聞いて納得です。

Active回路を採用することにより高感度化を実現しています。感度が上がり、S/Nが良くなるのはウェルカムですね。最大音圧レベルは135dB SPLとR-121などと同じです。

確かRoyer labs公式のYouTube Channelで、R-122mkIIは好感度なのでE.Gtなどの音圧があるソースよりは、弱音楽器に使用したほうが良いだろう的なものを観た記憶がありますが、一理あります。Modern HAならいざしらず、Classical HAはdriveによって音質が変化するものが少なくありません。

Boostした音質が好みかどうかは別としてBoost出来ない、というのももどかしいです。

その意味ですとR-122 mkIIはPADも搭載していますので、Knobが絞りきりでもHAがClipする、という状態は回避できるでしょう。

Sound Impression of R-122 MK2

今回はE. Gtに使用してみました。

EQなども掛けていないので、純粋にHA増幅後の音、と捉えていただいて差し支えないかと思います。

Part Iもご覧いただければ、収録状況の概要もわかるのですが、簡単に記載しますと、一旦Line録音した4種類のフレーズをReampしてGt ampに入力し、マイクを変えて収録というイメージです。

個別の音色で試聴比較したい方は

にそれぞれClean Tone, Crunch sound, Overdrive sound, Distortion soundで収録してあります。

僕はどのギターサウンドでも「聞いたことがある感じの音質/質感」がする、という印象を受けました。

Ribbin Microphones for Gt. ampにも記載しましたがPfはHorn sectionの録音にも向いていると思います。あとはAcoustic Gtでしょうか。

Afterwords

取り扱いがシビアな印象のリボンマイクですが、皆さんはどういった印象をお持ちでしょうか? Guitaristの方がマイマイクとして1本持っておいても悪くない選択肢だと思います。

Royer Labs,R-122 MK2 画像

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Royer Labs,R-122 MK2
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