Pearl
RESORING RRG-35
今回はPearlが発売した音質向上アクセサリー RESORING RRG-35 を見て行きましょう。
ネーミングに関する勝手な予想ですがResonance + Ringという造語かと思います。その名称は明らかに振動対策を意識したものですね。
振動と音は切っても切れない部分がありますので非常に興味があります。早速見ていきましょう
Product Overview of RESORING RRG-35
なんの変哲もない赤い樹脂の製品です。ただ,思っていたよりも大きくて柔らかいです。厚さが18mmほど,直径が88mmほどです。
マイクスタンドや,ドラム用スタンド等に効果があるとか(つくば店のJack-Ringくんは「食器棚の下とかに敷いとくと地震の時役に立ちそうですね!」とさわやかな声で若干ずれたことを言っていましたっけ)。
Sound Impression of RESORING RRG-35
さて早速使用していってみましょう。
まずFloor Tomにも試してみました。
レッグの下に3つRESORING RRG-35を敷いてみると,サステインが伸び,音が整えられた感じになります。外すとちょっと残念な感じというか楽器の値段が下がったかのような感じです。
Kickです。使用例にもあるのでトライです。
簡単にレッグ部に敷いただけですが,ボトムが強まりどっしりした音になります。好印象です。
次はRideに使ってみました。こんな感じです。
音が上品になります。これが一番わかりやすいかもしれません。
最後はマイクスタンドです。
FloorTomにマイキングして試してみました。
Tripodのゴムの部分の下に敷いてみました。
やはり音が整えられ,コシがある感じになります。ProToolsの画面では波形のピークの値が大きくなっています。マイクは10mmほど遠くなっているにもかかわらずです。
外すとベシャっとした感じになります。
Afterwords
昔マイクスタンドのゴム足の部分をシリコン製に交換,というアクセサリーがありましたがおそらくこういう効果になるのでしょう。
欠点と言うならば,やや不安定になることでしょうか。
何から何までというと結構コストが嵩むかもしれませんが,「これ!」という楽器にはいいと思います。
Annex Recにも導入しようと思います。