今回チェックするのはMojave AudioMA-101fetです。弊社録音スタジオにはMA-201fetがありますが、僕のすごく好きな音がするマイクなので新製品MA-101fetは気になっていました。「何かで試せないかなぁー」と思っていたところ、録音のクライアントでバッチリな方々がいらっしゃいましたので使わせていたきました。
K保田さん、いつもありがとうございます
さて、MA-101fetはしたの写真からもわかっていただけるとおりのペンシルマイクです。勝手な予想ですが、MA-200とMA201fet,MA-100とMA-101fetは同じような関係なのかな、と思います。
ハードケースが付属しますが、MA-201fetのそれと比べて小さくて可愛いサイズです。それをもってスタジオに向かう僕に店長が直々に「カワイイスね」と笑顔で声をかけてくれました。
パコっと開けると新しくなったMajave Audioのロゴが!内部には本体とホルダー、そして無指向性のカプセルが入っています。重量的には226gありますので結構ずっしりしています。
さて、今回のソースはAcoustic Gtです。色んな奏法をなさる方だったので、その双方にあわせてトータル4本のマイクを立てました(1ステレオ,2モノラル)。その中の1本がMA-101fetです。ボディ前からネックを狙い、ハーモニクスの音を主に収録する目的で使用しました。
ソロっぽいフレーズからハンマリングなどの音が綺麗に収録されています。6kHzあたりにある緩やかなピークがその原因でしょうか。キラっとした感じの音です。最初はMA-101fetにするかAKG C451にするか悩んだのですが、なんとなくMA-101fetが良いような気がして採用してみました。バッチリです。
4本のFaderをコントロールすることにより低域にパンチの効いたGibson系のアコギの音から、指弾きなどが綺麗なMartin系の音までカバーできます。
ちなみにAcoustic GtはYAMAHAのエレアコでした。使い込まれていてヤマハらしく無い鳴りを持つギターだったのでした。
アコギの他にタムや、スネア、あとエレキギターとかすごくイケルと思います。
ちなみにVocalさんの声を拾ったのはMA-201fetです。
MA-201fetの時にも感じましたが、僕はMojave Audioの音がすごく好きです。もちろんクライアントの求める音に合うう合わない、は有ると思いますが、積極的に使っていきたいマイクです。
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checker:Takumi Otani
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