GOURD
NUMERO 4255
あけましておめでとうございます。今年もバシバシレビューしていきます!
さて今回見ていくのはUSBケーブルです。
あまり認知されていない印象ですが,USBケーブル,FireWireケーブルを交換すると音は変わります。
3種類リリースされているGOURDのUSBケーブルですが,"ULTIMATE"と印字されたこのシリーズ,どんなケーブルなのでしょう。早速見ていくことにしましょう。
Product Overview of NUMERO 4255
「デジタルなんだから音は変わらないだろぅ?」という声が聞こえてきそうですが,残念なことにそうではありませんでした。もちろんHDDにフィアルをコピーするときにハイエンドなUSBケーブルを使用する必要はないと思いますが,Interfaceに使用する,ということはリアルタイム転送なわけです。AES/EBUのケーブルを交換すると音が変わるのと同じく,はやりリアルタイム転送なのでUSBケーブルを交換すると音は変わりました。
adatケーブルですら音が変わりました。(後日レビューします)
さて,スペックを見ていきたいのですが,USBケーブルはUSBケーブルです。
開発チームとしてはいろいろスペックらしいスペックもあるのだと思いますが,企業秘密の部分もあるでしょう。
今回は4255のラインナップを紹介して行きましょう
長さのラインナップは3種類,0.75/1.5/3.0mです。端子形状はA-BタイプとA-miniBタイプがラインナップされています。
Sound Impression of NUMERO 4255
今回試したのはNUMERO 4255AmB 1.5mです。ですので厳密にはNUMERO 4255AmB 1.5mのレビューということになりますが,長さや形状でそこまで音質に影響が出るとも思えませんので4255全体の音質,と評価して進めていきます。
今回はPCとAudio Interfaceの間に使用してみました。録音ではなく再生される音がどう違うか,というところが目的です。
比較対象のUSBケーブルは他社の製品で,これもオーディオ用に開発されたものです。一緒に試したのはアシスタントのngiくんです。ちょっと時間ができて「そうそうUSBケーブル新しいの買ったんだけど試さない?」みたいな流れになり,チェックしたのです。
彼は「えー,変わるわけなくないですかぁ?だってデジタルですよー」と言っていましたがさてさて。
単純にUSBケーブルを交換するだけですのでさほど手間は掛かりません。抜いて挿して聴いて,の繰り返しです。
最初にも書きましたが,変わりました。通常使用していたケーブルよりも中域が豊かになり全体的にスムーズになった印象です。
斜め後ろで聴いていたngiくんは,高域が出てくっきりした,といっていたので場所を換えて再度聴いてみることに。
お互いに相手が言っていることがホントだったとわかってめでたしめでたしです。
クロック周りの整合性なのでしょうか。切り替えの試聴では無いので話半分くらいで聴いていただければとおもいますが,解像度もUpしたように感じます。
CubaseなどはUSB HDDも使用可能ですが,DAWの録音HDなどにも有効ではないかと思います。
また弊社のマスターレコーダーMR-2000S上のdataを直接読みに行かせる時も良いのではと思っています。
Afterwords
UBSInterfaceを使用している方はもちろん,DSD-DAコンバーターなどもリリースされてきています。
せっかく聴くなら,どうせ録るならいい音で!