GOURD
GAMT-400/GAMT-600
今回見ていくのは電源タップです(どんどんマニアックになっていきますねぇ...。読んでくださっている方ありがとうございます。m(_ _)m)。
ちょうど録音のタイミングでも試すことができたのその状況も報告できればとおもいます。
Product Overview of GAMT-400
アルミダイキャスト削りだしということもあり,程よい重量(1.5kg)があります。足(特に小指とか)の上に落っこちてきてほしくない感じですかね。
3Pインレット x1,3Pアウトレット x4が上面に配置されています。サイズは18cm x 12cm x 8cm ,ハンドルも付いており扱いやすい印象です。
黒色つや消しの高級感がありいかにも音が良くなりそうです。
内部配線に使用されているのは3.5mmsq芯線のGCP-600に使用されている物と同じ配線材とのことで,期待がもてます。
ACプラグを差し込んでみましたがしっかりしています。
Sound Impression of GAMT-400
さて,タイミングよく録音の現場に持ち込むことができたので試してみました。
本来ならGtアンプやHAなどに試すのが楽しいと思うのですが,今回は「ああ,そういえばGOURD試してみよう」くらいのノリだったのでペダルエフェクターの電源に使用しました。
Guitaristのtngくんと音を作っていきます。しばらくしてGuitaristが「音めちゃくちゃ良くないすか?」と。実際それは僕も感じていたのですが,GOURD GAMT-400のおかげとは夢にも思っていませんでした。だって,エフェクター全部バイパスだったんですもん。
「これ(=GOURD GAMT-400)のせいだったらウケるよねー」とか話していたのですが,ふと「待てよ」と思い,他のタップに変えてみました。
いや,変わりました。全然違います。もちろんGOURD GAMT-400に挿しているケーブルも変わりますからGOURD GAMT-400だけの音質,とは言いがたいのかもしれませんが,ガチで音変わります。
GOURD GAMT-400を使用していたときは抜群の抜けをしていたギターサウンドが他のタップに変えた瞬間,ベシャと崩れたような音に。
tng君はそのへんかが面白かったらしく大爆笑していました。
GOURD GAMT-600も同じような効果なのではと思い,今度はControl Roomの機材で試してみました。
我らがHome, ANNEX Recの高級機材の出番です。シリアルを連番にしてありますので個体差は非常に小さいとの判断の上でのチェックです。
まず同じ電源ケーブルを2本用意してひとつは機材にダイレクト,もう一つはGCP-600+GAMT-600に挿してつないで試聴です。
別のタイミングでギターアンプに使用する際に使用してみました。前述の傾向は同じでやはりくっきりした抜けの良い感じに変わります。スピード感が上がったと言うよりは,低域がややタイトになった感じという印象です。
Afterwords
ここまで変わると欲しくなっちゃいますね。ラックの台数考えるとGAMT-600が3つくらいでしょうか...。むしろ自宅の環境に...。
電源は後々に回されがちですがだからこそ一番効果が期待できる部分でもあります。
電源ケーブルは結構揃えたんだが...という方,今度はその組み合わせも楽しんでみませんか