今をときめくデジタル ギターアンプ比べてみました!!

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真空管アンプサウンドを好むギタリストが今でも多いのは事実。

21世紀の今、デジタル技術が日々進歩しそんな輩をも唸らせるデジタルアンプがぞくぞくと発表されています!

ミュージックプラントでは各社イチオシのデジタルアンプを検証してみました!!

Fender

FenderのDigital Gt AmpはMUSTANG™ GT!
フェンダー社の70年にわたる物作りの経験を投入して開発された、最新のアンプとエフェクトのモデリング・テクノロジー。多彩なアンプとエフェクトを指1本で操作できるBluetooth対応Fender Tone appとマッチングさせることで、かつてないフレキシビリティーを実現しました。

MUSTANG™ GTシリーズは3種類のラインナップ

MUSTANG™ GT 200
MUSTANG™ GT 200
MUSTANG™ GT 100
USTANG™ GT 100
MUSTANG™ GT 40
MUSTANG™ GT 40
ControlGain, Volume, Treble, Middle, Bass, Reverb, Master, Encoder, Three Layer Buttons,
FX Button, Save Button, Menu Button, Tap Button
搭載エフェクトアンプモデリング21種,エフェクト46種
フットスイッチ4-Button (MGT-4 Preset/FX Switching and Looper) (MUSTANG™ GT 40のみ標準付属)
出力200W100W40W
スピーカー12インチ x212インチ x16.5インチ x2
サイズ(WxDxH)[mm]647.7x530.8x254521x445x254387.3x210x267
重量15.4kg9.97kg6.25kg

スタッフコメント

Fender待望のMUSTANGが3年の歳月をかけて生まれ変わりました!

デジタルアンプ特有の表記出力の音圧に多少届いていない感は否めませんが、実質使用には問題のないレベルに開発されています。
GT200=200W、GT-100=100W、GT-40=40Wの出力をそれぞれ持っています。
専用のフットコントローラー[MGT-4]でプリセットの切り替え、エフェクトのオンオフ、ルーパーのコントロール等が行えて非常に便利です。
(GT200には付属、GT100,GT40は別売。)
GT200、GT100には特別デザインのセレッションスピーカーが搭載されており、BluetoothやAUX端子を使ってのオーディオ再生はギターアンプとは思えない位とても心地よいリスニングができました。
モデリングも21アンプ、46エフェクトと豊富で、これからもアップデートされどんどん増えていく予定です。

無償のアプリ(iOSは現在使用可能、ANDROIDは今後使用可能。)を利用すれば、サウンドのエディットや特設コンテンツへのアクセスができて、アーティストが作ったプリセットやユーザーのプリセットなどもダウンロード可能になり使い方無限大です。

非常にコストパフォーマンスに優れており、ある意味200Wのフットスイッチ付きアンプが¥70,000でおつりがくるという事自体が驚異です。
簡単アクセスなBluetoothを搭載しているので音源も手元からステレオで再生できる!自分で作ったオケを流してギターをプレイする!が、これ1台で完結できます。
軽量ながらアンプのキャビネットがしっかりしているので期待以上の本格サウンドが楽しめます。
クリーンからクランチ、クランチからドライブの間のような、かなり追い込んだ音造りが可能で、他社製品に比べると少々慣れが必要ですが比較的簡潔な操作で好みの音が作りやすくなっています。
デジタルアンプながら、アナログ(真空管)アンプのようにギター側のボリュームコントロールに追従してくれるので違和感無く弾き込む事ができます。
これもデジタルアンプの特徴的部分で、早めに消えてしまいがちなロングノートも簡単な設定で音の減衰もかなりリアルに再現することが可能です。
スマホアプリとの連携で操作性がUP!離れた場所でも手元でいろいろな設定を変更できるスグレモノ。
WI-FIは設定が不安定(店舗内では不安定でした)
ディスプレーがカラー液晶で大きく、とても視認性がよい。
音には関係ありませんが特にチューナーモードは斬新なデザインです!是非見てほしい。
FenderならではのFenderモデリングサウンドは絶品!使えるクリーンです。

世界で一番売れているギターアンプ「MUSTANG™ GT」あなたのミュージックライフに革命が起こります!これはオススメ◎!!

By Yama

Marshall

MarshallのDigital Gt AmpはCODE!
オーディオ・ソフトウェアのパイオニアである SOFTUBE社とのコラボレーションでMARSHALL・SOFTUBE・TECHNOLOGYにより生まれた「CODE」です!
あらゆるプログラミングが可能となり、伝統的なマーシャルサウンドから、現代マーシャルのトーンまで忠実にモデリングしています。

CODEシリーズは50Wと25Wの2種類をラインナップ

CODE50
CODE50
CODE25
CODE25
ControlBASS, MIDDLE, TREBLE, GAIN, VOLUME, PRE FX, AMP, MOD, DEL, REV, POWER, CAB
搭載エフェクトPRE AMP MODELS 14種
POWER AMP MODELS 4種類
SPEAKER CABINET MODELS 8種類
FX 24種類
フットスイッチPEDL-91009(別売り)
出力50W25W
スピーカー12インチ x110インチ x1
サイズ(WxDxH)[mm]530 x 280 x 440350 x 215 x 340
質量13kg6.1kg

スタッフコメント

2016年のNAMM Showでの発表で話題になったMarshallによるMarshallモデリング!

9月の発売以来コンスタントに売れ続け、昔からのマーシャルファンをも唸らせるドンズバ表記のモデリングはやっぱり本物がつくる本物のサウンドだぁと納得させられる。

これ1台でヴィンテージアンプから最新ハイゲインアンプまで堪能できるんだからやっぱり欲しくなりますね。
手に入れたくても叶わなかったマーシャルの名機達が低価格で全部手に入るという驚き!
音量の差での音の違いも少なく、各モデルごとの特徴もとてもわかりやすくリアルです。
個人的見解ではBLUESBREAKERのモデリングが特筆ものです。
スウェーデンのプラグイン制作会社との共同開発という事もあり、再現性能がとても高いのも特徴のひとつです。
本体のコントロール部での操作ももちろん可能ですが、如何せんiPhoneなどでBluetooth接続をしないと操作性がちょっと低い部分はあります。
さすがに多少デジタル臭い部分はありますが、これ1台でマーシャルを制覇できる満足感は凄い!

By Yama

Vox

VOX のDigital Gt AmpはAdio!

2017年6月に発売の気になるニュー・スタイルのモデリング・アンプです。

VOX伝統のダイヤモンド・グリル・クロスがほぼ前面をスッポリ覆うマスクマンのような個性的なルックスは見事で、どんなサウンドかを期待してしまうグッドなデザインです。

コンパクトなサイズながら50Wのパワーにステレオ・スピーカーが相まって芳醇なサウンドを放出。更に最新のモデリング技術から生まれるリアルなアンプ・モデル。そして無料の Tone Roomソフトウェアで無限に進化します。

Bluetoothに対応だからコントロールのすべてがワイヤレス。

プライベート・ルームやスタジオ、小規模なライブ・スペースまでカバーする、マルチ・パーパスなギター/ベース・アンプ&オーディオ・スピーカーです。

VOX Adio Air GT
Adio Air GT
VOX Adio Air BS
Adio Air BS
ControlGAIN,TREBLE,MIDDLE,BASS,VOLUME,FX1,FX2,INSTRUMENTS,AUDIO
エフェクト数エフェクト1=4(Tone Room使用時:11)、エフェクト2=残響系:4(Tone Room使用時:8)
出力最大約25Wx2 RMS(8Ω)
スピーカー3インチ(8Ω)x2
外形寸法(WxDxH)[mm]360 x 165 x 163
重量2.9 kg

スタッフコメント

かなり期待をもたせる仕様です。デザインもさることながら50W出力というところまで『!?』が続出。

前出のYAMAHA THRの進化系のようで、そうでないようで。最近、各社から発表されているポータプルタイプのギターベースオーディオアンプの総決算的な予感をひしひしと感じるアンプが登場ですね!

乞うご期待!

By Yama

Blackstar

BlackstarのDigital Gt Ampは ID:CORE!

今回紹介する中では一番古いシリーズになるが今だ健在なり。

研究開発に7年も費やしたID:Coreは、従来のアンプのように直観的にコントロールができ、しかもプログラムができ多様性に富んだアンプです。

ボイス・コントロールで、Clean Warm, Clean Bright, Crunch, Super Crunch, OD1, OD2の異なった6つの設定ができます。

Blackstar特許のISFコントロールを活用すれば思い通りの音が作れます。さらにスタジオ・クオリティーのエフェクト3系統(モジュレーション/ディレイ/リバーブ)を搭載。

無料でダウンロードできるBlackstar INSIDERを使えばパッチの編集や保存もシンプルに行えます。

家でもスタジオでもリハーサルでも思い通りのサウンドを簡単に作り出すことができます。

ID:CORE
ID:CORE Stereo 10
ID:CORE
ID:CORE Stereo 20
ID:CORE
ID:CORE Stereo 40
ID:CORE
ID:CORE Stereo 40H
コントロールVoice, Gain, Volume, ISF ( Infinite Shape Feature), (Modulation, Delay, Reverb and Distortion effects), Effects Level, MP3/Line Input, Speaker Emulated Output & Headphones, Bluetooth and Tap Tempo
搭載エフェクト12
フットスイッチ
出力5 W x 210 W x 220 W x 220 W x 2
スピーカー3インチ x 25インチ x 26.5インチ x 2-
サイズ(WxDxH)[mm]339.5 x184.5x 265.3374.5 x184.5 x 292.3433.5 x 184.5x 336.3 325 x 185 x 163
重量約4kg約5kg約6.2kg約2.54kg
ID:CORE
ID:CORE Stereo BEAM
ID:CORE
ID:CORE Stereo 100
ID:CORE
ID:CORE Stereo 150
コントロールVoice, Gain, Volume, ISF ( Infinite Shape Feature), (Modulation, Delay, Reverb and Distortion effects), Effects Level, MP3/Line Input, Speaker Emulated Output & Headphones, Bluetooth and Tap TempoVOICE,GAIN,VOLUME,EQ(BASS,MIDDLE,TREBLE,ISF),EFFECT(TYPE,LEVEL),MASTER VOLUME
搭載エフェクト12
フットスイッチFS-13FS-13
出力20W (10Wx2)100W(50W x2)150W (75W x2)
スピーカー3インチ x 210インチ x210インチ x2
サイズ(WxDxH)[mm]291 x 166 x 202573 x 241 x 447
重量約3.9kg約12.5Kg約14.5Kg

スタッフコメント

ID:CORE はラインナップが多いのも特徴で、置き場所を気にせず部屋での使用に割り切ったStereo 10からコンサートホールでも活躍できるStereo 150まで7モデルの中から自分の環境にあった1台をチョイスできるところがGOOD!

通常のアンプと違いスピーカー面から音が聞こえてくるのではなくステレオ効果でアンプのあらゆる面から放出される感じが新しい感覚です。

音源再生をするにあたってはスピーカーがフラットなBlackstarがいちばん長けています。

ギターサウンドに関してはMETAL系のサウンドが非常に良くできています。

操作系がシンプルにできているので、マニュアルを見たり誰かに教わらなくても簡単に使えて、「初めてのアンプ」という人にもお薦めできる手軽さがいいですね。

モジュレーション、リバーブ、ディレイで各4パターンのエフェクトが用意されているのでヴォイスとの組み合わせで自由自在に音造りができる。ディレイのステレオ感、奥行き感は秀逸!同時に使えないエフェクトがあるのはチョット惜しい。

他メーカーよりシンプルに割り切り、ブリティッシュサウンドもアメリカンサウンドもカバーする特徴的な「ISF」は画期的ですが、トーンという観点で考えると「これ一つ」で賄わないといけない部分はちょっと辛いかも。

音の減衰に関してはデジタルアンプ臭いです。

「非常に簡潔な操作性」「マルチなサウンド」が低価格から手に入る、安くて、軽くて、使いやすい部分が強みです!

By Yama

Product Review